こんにちは、つちまろです。
赤ちゃんは添い寝で良く寝るし隣で寝ると私も安心できるから、ベッドにくっつけて添い寝ができるベビーベッドを使いたい。実際に添い寝ができる大和屋とファルスカの添い寝ベッドシリーズの違いは何だろう?
こんな疑問に答えます。
この記事を読んでわかることは
- 添い寝ベッドを選ぶときのポイントと選び方
- そいねーるmini/large、クリエイティブコット/large、ベッドサイドベッド03、ミニジョイントベッドNEOのそれぞれの特長と違い
筆者は現在妊娠中。二人目用に添い寝ができるベビーベッドを探していたのですが、過去のおすすめの記事で紹介されているベッドは「在庫なし」がほとんどだったので、改めて調査しました。
添い寝ができるベッドのすべての商品を比較検討し、実際に購入に至るまでのポイントをまとめました。
添い寝ベッドの選びの必須条件は
赤ちゃんのベッドと大人のベッドをつなげる添い寝ベッドを購入する前に、最低限確認しておく4つのポイントは以下の通りです。
①「PSC・SGマーク」の表示があるベッドを選ぶ
必ずこれらのマークの表示があるか確認しておくことが重要です。
②大人のベッドと固定できる機能があるベッドを選ぶ
大人用ベッドとベビーベッドの間に隙間ができると、落下や窒息のリスクが高くなります。そのため、ベビーベッドは、固定するための安全ベルトやストッパー付きのキャスターが備わっているベビーベッドがおすすめです。
③大人のベッドと合う高さに調節できるものを選ぶ
隙間なくベッドをつなげるために、床板の高さを細かく変えられる機能が付いているか確認しましょう。
④部屋の広さを考慮して選ぶ
ベビーベッドには、主に120㎝×70㎝の標準サイズと90㎝×60㎝のミニサイズがあります。標準サイズは大きなベッドになるため、置きたいスペースに収まるのか事前に確認しておく必要があります。また、ミニサイズは赤ちゃんの成長に伴い、使用できる期間が短くなる点に注意が必要です。
添い寝ベッドの定番は大和屋とファルスカ
添い寝ベッドの定番は大和屋、ファルスカ。両社の添い寝ベッドにはPSC・SGマークの取得、固定ベルト、細かな高さ調節、天然木の使用など、赤ちゃんにやさしく、高品質な添い寝ベビーベッドを作っています。
添い寝ベッドのモデルは以下の通りです。
大和屋・・・そいねーるmini、そいねーるlarge
ファルスカ・・・クリエイティブコット、クリエイティブコットlong、ベッドサイドベッド03、ミニジョイントベッドNEO
ちなみに比較結果は
比較しましたが、使い勝手やデザインに関していうと、どのベビーベッドも添い寝に関しては◎です。敢えて言うなら
をおすすめします。
それぞれの添い寝ベッドの特長を解説していきます。
そいねーるmini/largeの特長
「そいねーる」はこれまでに多くのモデルを輩出、改良を重ねてきています。それも「子育てに少しでも快適を」の精神で、多くのユーザーの声を集めて作られています。
そいねーるは、高さの可変性、部屋の移動のしやすさ、ちょっと開く便利な扉など、赤ちゃんだけではなく、育てる「親」が安心して子育てができるように寄り添って作られたベビーベッドです。
つかまり立ちすると、赤ちゃんが柵から落ちないか心配ですが、そいねーるの柵は62cmの高さがあるので、つかまり立ちをはじめた赤ちゃんでも落下の心配が減ります!
ベビーベッドから添い寝に利用に変更する際柵を外すと、ベビーマットレスと大人ベッドの間に柵の厚みの分、微妙に隙間ができるんですよね。大人ベッドとベビーベッドのこの隙間を解消できる工夫が施してあります。
こういう細かな点に気づくのも、ユーザーの声を聞き、そいねーるが改良を重ね続けていることがわかります。(その代わりモデルチェンジが早く廃盤になりやすいですが)
そして、嬉しいことに、そいねーるには荷物置き場があります。シンプルな作りなので、ベビーベッドの下をベビー用品のストックなどの物置場にできますよ。
クリエイティブコット/longの特長
クリエイティブコットは、ファルスカスタンダードの「日本の暮らしに“しっくりくる”新しいベビー用品」に加えて、上質な素材、世界基準の安全性、創造的なアイデアを加えた本格シリーズになります。
- デザイン性が高い
クリエイティブコットに使用しているのは上質なブナの無垢材。北欧家具でよく使用されている、一生ものに恥じない硬質な木材です。経年変化を楽しめます。また「ものを大切に想う子になってほしい」というような願いがみえます。
オプションのキャノピー(天蓋)を使用すると冷暖房の風よけになったり、上の子の手の侵入を防げます。
- 5 in 1 の一生モノ
クリエイティブコットは一台でベビーベッド、ベビーサークル、お絵かきテーブル、キッズソファ、学習デスクと他の家具に変形させることができます。大人になっても使えるのが特徴です。
ベビーベッドのすのこは薄くて、キッズデスクとなるテーブルの上にすのこを置いてベッドとして使用します。
使わなくなったらくるくると巻くことができます。
また、そいねーると同様に、赤ちゃんのお世話がしやすい開閉扉があります。ストッパー付きのキャスターで移動も簡単です。
荷物置き場もありますが、扉を開けて使用できます。添い寝モードにするとベッド下部は使えなくなりますので注意してください。
ベッドサイドベッド03の特長
ベッドサイドベッド03は、シンプルなデザインと綺麗な木目の天然木を使用し、お部屋のインテリアに馴染むベビーベッドを実現しています。床板は通気性に優れたすのこを採用、フレームは丈夫なブナ材を用いることで使い心地にも考慮されたデザインとなっています。
そしてこの製品の最も大きな特徴ですが、ベッドサイドベッド03の組み立てや棚の位置調整には、取り付けには工具は一切必要ありません。ジョイントパーツに差し込めば10分も経たずにベッドの組立てが可能で、女性1人でも組立てから組外しまで安心な機能的デザインです。
クリエイティブコットの組み立て時も、こちらのクイックジョイントが採用されています。
ミニジョイントベッドNEOの特長
前述のベッドサイドベッド03のミニバージョン、といったところでしょうか。高さ調節は3段階までです。ベッドサイドベッド03と同じく取付には工具は一切必要ありませんので、組み立てが簡単です。
また、ベッドとして使い終えた後、キッズベンチにも変化させることができます。
他の商品に比べてコストも低く抑えられるので、添い寝ができるミニベビーベッドはこちらがおすすめです。
添い寝ベッドシリーズ比較表
そいねーる、ファルスカのサイズと性能を比較表にしました。
製品名 | そいねーる mini | そいねーる large | クリエイティブコット | クリエイティブコット long | ベッドサイドベッド03 | ミニジョイントベッドNEO |
外観 | ||||||
高さ調節 | 61~6.5cm | 61~6.5cm | 51~10cm | 51~10cm | 53~9cm | 34~9cm |
20段階調整可 (約3cm刻み) | 20段階調整可 (約3cm刻み) | 28段階 キャスター4段階、 本体7段階 | 28段階 キャスター4段階、 本体7段階 | 9段階 | 3段階 | |
外寸 | 67×102×124cm | 67×147×124cm | 65×95×87cm | 65×125×87cm | 75×125×91cm | 60×90×65cm |
内寸 (マットレス) | 60×90cm (65×90cm) | 60×135cm (65×135cm) | 60×90cm | 60×120cm | 70×120cm | 60×90cm |
キャスター | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
固定ベルト | 〇 | 〇 | 〇(別売) | 〇(別売) | 〇 | 〇(別売) |
収納スペース | 〇(オープンタイプ) | 〇(オープンタイプ) | 〇(別売マルチネット) | 〇(別売マルチネット) | × | × |
添い寝期間 | 新生児~24か月以内 | 新生児~6歳 | 新生児~約1歳 | 新生児~約4歳 | 新生児~24か月以内 | 新生児~約1歳 |
専用マットレス | 付属 | 付属 | 〇(別売) | 〇(別売) | 〇(別売) | 〇(別売) |
柵の高さ | 62cm | 62cm | 71cm | 71cm | 86cm | 70cm |
開け口の向き | 左右取り外し可能 | 左右取り外し可能 | 片方 | 片方 | 片方 | 片方 |
開閉扉 | 〇(下部) | 〇(下部) | 〇(サイド) | 〇(サイド) | × | × |
本体重量 | 14kg | 18kg | 25kg | 33kg | 17kg | 10kg |
高さ調整工具 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
組み立て工具 | 必要(付属) | 必要(付属) | 必要(付属) | 必要(付属) | 不要 | 不要 |
価格(税込) | 39600円 | 49500円 | 63800円 | 79200円 | 28600円 | 22000円 |
耐荷重 | 50kg | 50kg | 50kg | 50kg | 50kg | 60kg |
カラー展開 | ナチュラル/ホワイト | ナチュラル/ホワイト | ナチュラル | ナチュラル | ナチュラル/ホワイト | ナチュラル/ホワイト |
添い寝 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ベビーサークル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
キッズデスク | × | × | 〇 | 〇 | × | × |
キッズソファ | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
PC学習机 | × | × | 〇 | 〇 | × | × |
※「ベッドサイドベッド03」は2024年2月1日に価格改定。
おまけ 添い寝ができるレンタルベッドはどれ?
レンタルで取り扱いがあるのは、「そいねーるmini」「ファルスカ ミニジョイントベッド ネオ」の二つです。それ以外はレンタルサービスはありません(2024年2月現在)
3か月のレンタルで15000円、半年のレンタルで20000円弱かかるので、レンタルは短期間の使用と決めている方におすすめです。ただ、この記事を読んでいる方は「長く使える添い寝ができるベッド」を探していると思いますので、ご参考まで。
添い寝ベッドの選び方は?
そいねーるもクリエイティブコットも、いずれも使いやすさをよく追求した商品です。細かな点も含めると、冒頭と同じになりますが
それと、大型家具は本当に高額ですよね。添い寝ベッドを選ぶ際は、やはりコストと、ベビーベッドを使わなくなった後について、どのように考えているかが大きなポイントになります。
そいねーるとクリエイティブコットのコストは30000円の差。結構高額。
この差額への考え方と、ベビーベッドを使い終わった後の考え方次第で決められますよ。
我が家では、そいねーるlongと迷った末に、クリエイティブコットlongを選択しました。無垢材の木の質感や丸みを帯びたデザインに対して愛着がわくと思っての購入です。
子どもたちがデスクとして使わなかった場合、私自身のお絵描きやミシンなどのものづくりに没頭したりする作業用テーブルとして使うこともできるなぁとワクワクしています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。育児用品をいくつもそろえなければならず「使ってみないとわからない」という不安もあり、ひとつひとつ購入に悩むと思います。その中でもベビーベッドは比較的長く使用し、育児用品の中でも最も高額な部類ですから、できるだけセール等活用して安く済ませたいですよね。
正直、どの添い寝ベッドも機能が充実しています。なのであわせて読者の方の「我が家の場合はどうか?」と「添い寝ベッド選びのポイント」をあわせて選んでみてください。
添い寝ベッドはそいねーる、クリエイティブコットが最高峰ですので、どちらを選んでも満足できる商品です。この記事を読んでいる方も慎重に検討されていると思いますが、何かヒントになれば幸いです。
それでは