Googleアカウントを作成する場合、姓名、使用するユーザー名、パスワード、電話番号、再設定用のメールアドレス、生年月日の入力が求められます。そして「保護者に手伝ってもらいましょう」と表示されることがあるでしょう。このとき、生年月日の入力で13歳以下になると、保護者の名前(ユーザー名)の入力と保護者の同意と保護者によるログインが必要になります。しかし、実際に13歳以上の方が一度誤って生年月日を入力した場合、生年月日を修正するためにブラウザの戻るボタンを押してから入力し直そうとすると「エラー」が表示されます。また、アカウントを13歳以上になるように生年月日を変更して最初から作りなおそうとしても「Google アカウントを作成できません」と進めなくなってしまうのです。保護者情報の入力をスルーして画面を閉じたりしても同様のエラーメッセージが表示されます。
この記事ではGoogleアカウントを登録する際に、年齢制限でアカウントが作成できないエラーが出て進めなくなってしまったときに簡単に対処する方法を紹介します。

エラーが出る原因とは
入力画面を戻って生年月日を修正しても、再読み込みして最初から作るにしても同じエラー画面が出てしまう理由は何でしょうか。原因はブラウザにキャッシュが残っている状態だからです。
なので、年齢制限でGoogleアカウントが作成できない問題は、生年月日を修正する前にブラウザのキャッシュをクリアすることで解決します。
ブラウザごとの対処方法
ブラウザごとにキャッシュクリアする方法を紹介します。
ブラウザがChromeの場合、超簡単な操作で解決できます
Chromeのキャッシュクリアの正攻法の手順は後述しますが、クリック操作が面倒くさい方は、キーボードの操作のみでキャッシュクリアができます。
- 「F12」キーを押します。画面(デベロッパーツール)が表示されますが無視してOK
- URLの右側に表示されている更新マークを長押しします
- 表示されるメニューの一番下、「キャッシュの消去とハード再読み込み」をクリックします
- 再度Googleアカウントの登録画面で入力を進めます
※「F12」キーを押すか「×」を押せばデベロッパーツール画面を閉じることができます
Chromeの通常のキャッシュクリア方法
- 画面右上のボタンをクリックし、「その他のツール」「閲覧履歴を消去」を順番にクリックします
- 3つの全てのチェックボックスに、チェックを入れます
- 「データを消去」をクリックします
- 再度Googleアカウントの登録画面で入力を進めます
Internet Explorer のキャッシュクリア方法
- 画面右上のツールアイコンをクリックし、インターネットオプション をクリックします
- インターネットオプション ウィンドウが表示されたら、全般タブの「閲覧の履歴」セクションで「削除」ボタンをクリックします
- 問題の履歴の削除 ウィンドウで、「お気に入り Web サイトデータを保持する」以外にチェックを入れます
- 「削除」をクリックします。
- 再度Googleアカウントの登録画面で入力を進めます
iPhoneやiPad (Safari)のキャッシュクリア方法
- Safariを閉じる
- 「設定」を開き、下にスクロールし、「Safari」をタップ
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 確認メッセージが出るので、「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 再度Safariを立ち上げ、Googleアカウントの登録画面で入力を進めます
キャッシュクリア完了です。無事にGoogleアカウント作成まで進めたでしょうか。
いつのまにアカウント登録に年齢制限なんてできたんだろう。生年月日は適当に入力してしまうと、思わぬところで引っかかってしまうということが分かりました。
でも13歳以下のお子様がアカウントが必要になった場合は、このような年齢制限をかけて保護者の管理下で安全にインターネットを使えるので安心です。
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